こんにちは、MIU(@blog_miutabi)です。
今回は飛行機の席選びの際に、いつもどの席を選べばいいか分からない私が思い切って飛行機の最後列を取って乗ってみた感想をお伝えしていきます。
この記事では、
・飛行機の最後列のメリットデメリットは?
・リクライニングはできる?
・そもそも快適?
などについて書いています!
どこの席を取っていいのか分からない場合の少しでも参考になれば幸いです。
飛行機の最後列ってどう?
ではここから私が実際に飛行機の最後列に乗ってみた感じたことをお伝えしていきます。
ちなみに今回利用した便は、アラブ首長国連邦(UAE)国営のエティハド航空の飛行機で、バルセロナ空港~アブダビ空港・アブダビ空港~成田空港への2便で、LCC便ではありません。
この2便のフライトで最後列に座った感想をお伝えしていきますが、もちろん各航空会社や機体によって座席の仕様やサービスは異なりますのであくまで参考程度に捉えていただければ幸いです。
音はうるさい?
最後列でのエンジン音などの騒音は正直少しうるさいかもしれません。
少し調べたところ、飛行機の機体の後方は両翼部分のエンジンと機体後方のエンジンの音をもろに受けるようで、前方の席よりは騒音が激しいみたいですね。
でも私は基本機体の後方を選ぶことが多いので慣れているのかわかりませんが、通常の席との音の差はそこまで大きくは感じませんでしたが、多少はうるさいかな。という感じでした。
私自身そもそも三半規管が弱いのと、小さな雑音をキャッチしやすいこともあり、基本的に飛行機に乗ったらすぐ耳栓をしますが、正直長時間フライトでは快適な睡眠を取るためにも耳栓は必須アイテムかなと思います。
揺れは激しい?
私の体感、そこまで揺れの激しさを感じることはなかったです。
というのも今回のフライトは気流が激しいエリアを通ることもなく、あまり揺れを感じるシーンがなかったのもあり、揺れの激しさを感じることはありませんでした。
ただ多くの最後列シート利用のレビューを見ると、一番後ろの席が一番揺れると書いてあたりもするので、酔いが激しい方は避けるべきかもしれません。
サービスの提供時間は?
機内食や食後のコーヒーなどのドリンクサービスの提供時間は一番最後の方でした。
機内食の提供が始まるとまず機内中央から始まり、後方へ下がってくるような形で提供されます。
また窓際両サイド列は後半の提供になることが多く、機体真ん中(窓際では無い席)が優先される感じでした。
そのため食べ始められる時間が食事の提供が始まってから15分後くらい~でした。
早く食べたいよーと思いながらも、食事が遅く提供される分、周りを見渡してどんなメニューがあるのか確認ができるので、その面ではいいかもしれません。
リクライニングは倒せる?
一番後ろの席はリクライニングが倒せるのか・・?と思う方もいるかもしれませんが、今回私が利用した2便はどちらとも問題なく他の座席と変わらない角度でリクライニングを倒すことができました。
私も最後列を選ぶ際に一番ここが気になっていましたし、実際に乗車するまでは心配でした。
写真で見ると背もたれ部分が壁に近いように見えますが、実際は壁までわりと幅があり、人がギリギリ1人通れるか通れないかくらいの幅があったので問題なく倒せました。
ただやはり便によってはリクライニングが全然倒れない便もあるみたいなので、搭乗前や予約の段階で座席の画像を見たりして確認するのがよさそうです。
特に長時間フライトの場合リクライニングを倒せないのは地獄です。
なので事前に確認するのが無難かと思います。
飛行機の最後列のメリット
ではここから飛行機の最後列のメリットをお伝えします。
手回り品を座席の下2か所における
機内に持ち込んだ手荷物は小さいものは基本的に自分の前の座席の足元に置きますが、これを最後列の場合は、
・自分の座席の下
の2か所に置くことができます。これはまさに最後列の特権!
それに機内に持ち込む荷物を座席の下に置くにしても、
・そもそも多くの量の荷物を置けない
・足元にたくさん置けないから、いちいち頭上の荷物入れから出さなきゃいけない
ってことがあるから結構不便というか、面倒くさいんですよね・・・。
特に長時間フライトにもなると必要なものって多いし、上の荷物棚からモノを出すのは結構気を使ったりもするから、この2か所を使えるのは超よかったです!
トイレの場所が近い
最後列はトイレが近かったので良かったです。
私は特にトイレが近いので・・・席を立って3歩くらいでトイレに行けるのは最高。
またトイレを誰かが使用中でも出てきたのが音ですぐわかるし、並んでるのもすぐわかるので、トイレが心配な私にとってはとても良かったです。
非常口が近い
これも結構私的には重要なポイント。
めちゃくちゃ心配性で臆病な性格の私は、ニュースなどで航空機事故やトラブルの映像を見かけるたびに飛行機には恐怖感を覚えてしまいます。
でも旅行には飛行機が欠かせないし、乗らないわけにもいかない。
だから非常口が近いというだけで、もし万が一何かがあった時に真っ先に出れる安心感があるだけで、私は少し安心して飛行機に乗っていられます。
もちろん事故が無いのが一番ですしそうあってほしいですが、本当にいつ何が起こるか分からないのが私たちの人生ですからね。
なので非常口が近い事はとてもいいんじゃないかと個人的には思います。
後ろを気にしなくていい
最後列は後ろを気にしなくていいのは本当に気が楽です。
リクライニングを倒すのも気にしなくていいし、後ろの人に座席を蹴られる心配もありません。
後ろの人の食事の際やシートのポケットからの物の出し入れの際の振動なども気にしなくていいですし、逆に自分が動いたことで後ろの人に迷惑をかけることもないので、本当に楽です。
個人的にはこの部分が最後列に座ることの一番のメリットかなと思います。
飛行機の最後列のデメリット
ではここからは逆に最後列のデメリットをお伝えします。
トイレに人が来るので少し騒がしい
最後列は座席のすぐ後ろにトイレがある場合が多く、人がめっちゃ行ったり来たりするし、トイレ待ちの人が自分の脇の通路で待っていたり、その際に自分のシートに寄りかかったりしてくることがあるので正直少し騒がしいです。
またトイレを流す音やドアの開け閉めする音もバタバタと繰り返されるので、その部分での騒音は気になると思います。
だから耳栓は本当に必須。
これがあると無いでは正直睡眠の質が大きく変わると思います。
機内食などのサービス提供が一番最後
これは前述しましたが、機内食の提供が一番最後の方になります。
機内食はまず機内中央から後方または前方に向かって配られる形になるので、早くても自分のとこrに機内食が来るのは提供が始まってから15分後くらいかとは思います。
なので自分の元に機内食が来た頃にはもう食べ終わってるなんて人も見受けられました。
ただし、ここは我慢というか、機内構造上仕方がない部分かと思います。
飛行機を降りるのに時間がかかる
これはもう仕方がありませんが、一番後ろの座席は飛行機の降車が一番遅くなります。
飛行機は基本的に機体前方の扉から出るので、最後列は必然的に一番最後の降車になります。
その為飛行機から降りて入国審査窓口へ行くとすでに長蛇の列ができていたり、入国審査で時間がかかったぶん預け荷物の受け取りが遅くなって荷物が置き去りにされていたりということもあります。
また乗り継ぎがある場合や、空港から次の目的地までの交通機関を予約している場合など、時間に余裕がない場合は最後列だと飛行機を降りるまでに時間を要するかもしれません。
まとめ
さてここまで飛行機の最後列の座席についてお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?
多少なり騒音や機内食の提供時間の問題、降車時に時間がかかるなどの問題はありましたが、私が実際に乗ってみて特に困ったことは無く通常の席とあまり変わらず快適に過ごせました。
ただし耳栓は必須!
そんな最後列、みなさんの印象はどうでしたでしょうか?
この記事が少しでも飛行機の席選びの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。