こんにちは、MIU(@blog_miutabi)です。
今回はスペイン・バルセロナの有名観光地、カサ・ミラとカサ・バトリョどっちがいいのか、どっちも行った私なりの感想をお伝えしていきます。
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カサ・ミラとカサ・バトリョはどう違う?
どっちの方が魅力的?
私は今回バルセロナは丸3日観光ができたんだけど、もしかしたら日程的に難しくてどっちかしか行けないって方もいらっしゃると思うので、この記事が参考になれば幸いです!
この記事では、
・カサ・バトリョの内部の様子や見どころについて
・料金やサービスの比較
などについて書いています!
\ なんやかんや旅行計画はガイド本が便利◎ /
私もこれを使ったよ!
カサミラとカサ・バトリョについて

それじゃあ早速カサ・ミラとカサ・バトリョそれぞれについて書いていくね~◎
カサ・ミラについて

カサ・ミラはスペインの有名建築家、アントニ・ガウディの建築物の一つで、ガウディの作品群の一つとして世界遺産にも登録されています。
カサ・ミラは、「カサ = 家」「ミラ = 持ち主の名前」で、「ミラさんの家」という意味で至ってシンプル。
そんなカサ・ミラの外観は曲線を基調とした波打つようなデザインになっていて、ガウディの自然からのインスパイアが表現されています。
バルコニー部分の複雑な鉄製の装飾も存在感があります。
続いて内部。
の前に、カサ・ミラは公式サイトでチケットを購入するとビデオガイド(オーディオガイド)が付いているので、日本語でのガイドを聞きながら周ることができます。
こんな感じで専用のヘッドホンとスマホを貸してくれるので装着して出発! ↓↓

内部は下の階から上の階へ登っていくスタイル。
まず序盤はカサ・ミラが住宅として使用されていた当時の生活の様子が再現されたエリアを周ります。
ここはダイニング(キッチン)の一部。↓↓
白を基調としたデザインが高級感と生活感のバランスを絶妙に取っていて素敵だった。
ここに本当に人が生活していたんだと思うと何だか歴史の中にダイブしたみたいで面白かった。

こっちは裁縫部屋みたいな空間。
ミシンをかけたりアイロンをかけたりする専用部屋があったり、それをする専門の人がいたなんて、なんてリッチな生活なんでしょう。↓↓

他にも子供部屋や書斎、バスルームなどたくさんのお部屋があって、それぞれの当時の暮らしの様子が再現されています。
また各階の廊下の窓から吹き抜けになっている建物の中央部分を見ることができます。↓↓

これは全部の部屋に明るい光が差すようにと中央が空洞の構造なのだとか。
ちなみに上から下を覗くとこんな感じ。↓↓

下から見上げるとこんな感じ。↓↓

写真じゃ全然伝わらないけど実物は圧巻です。
そしてだいたいの部屋を周り終わると屋根裏階に進み、美しいレンガ造りのアーチ空間に移動します。
ここではガウディの作品やカサ・ミラの模型、スケッチ、設計図などが展示されているので、特に建築が好きな方にとってはガウディ建築の思考や構造に触れることができてとても面白いと思います。

これは椅子の展示。↓↓
グエル公園にもこんな感じの椅子の展示があったけど、またここでは違ったデザインのものが見れて楽しかった。

ちなみにこちらにグエル公園について書いた記事もあるので、バルセロナ観光の参考によろしければ合わせてご覧ください。
そしてこの屋根裏の展示スペースを抜けると次は屋上!
屋上はカサ・ミラの外観と同じように曲線がメインの作りになっていて、波打つようなデザインが印象的。
それになんだろう、普通の建物ってやっぱり直線や角が多いから、個人的にはこの曲線の作りはなんだか優しくて温かみのある印象だった。
あとはもうこのたくさんの抽象的な彫刻のような塔のようなオブジェのようなものの存在感がすごい。↓↓

人型のようなのオブジェもあれば、渦を巻いた貝のようなデザインのものも。
本当にガウディさんの頭の中はどうなっているんだろう・・・。すごい。↓↓

それに屋上からは建設中のサグラダファミリアも見えるし、バルセロナ市内を一望することもできるし、個人的にはここの屋上が結構お気に入りスポットになりました◎(画質が荒くてすみません。) ↓↓

そして屋上を見終わったら階段を下っていくと、中庭に面した螺旋階段に行きます。
天井の色づかいや手すりの渦巻き感がステキ。↓↓

そして中庭部分から天井を見上げた時のこの配色が絶妙にかわいい。 ↓↓
絶妙なグラデーションになっていて、上の方が明るく、下の方が暗くなっていて太陽光(自然光)が下まで届くような計算がされているらしいです。
ホントに凄すぎます・・・。

と、なかなか写真だけでは伝わりづらいかもしれませんが、ここまでがカサ・ミラの内部の様子でした!
何となく雰囲気は伝わったでしょうか~?

それじゃあ次はカサ・バトリョ行ってみよ~!
カサ・バトリョについて

カサ・バトリョは先に書いたカサ・ミラと同じく、ガウディの作品群としてユネスコの世界遺産に登録されています。
カサ・バトリョの外観はキラキラとしたカラフルな壁面と、骸骨のようにも見えるバルコニー、ちょっと写真が暗くて分かりにくいかもしれませんが、屋根部分が魚?竜?の鱗のようになっているのが印象的で、この建物の外観全体もカサ・ミラと同じように直線よりも曲線が際立つデザインになっています。
それでは内部。
の前に、こちらもカサ・ミラ同様チケットを購入するとオーディオガイドが付いているので、日本語のガイドを聴きながら館内を周る事ができます。(写真を撮り忘れました!)
カサ・バトリョもカサ・ミラ同様下の階から上の階へ上っていくスタイルで、カサ・バトリョは個人的には海を感じるような空間だった~。
この入口から少し行った空間。
この丸みのある大きな天窓が外の光をふんだんに取り込んでいる感じが、個人的にはまるで水中から上を見上げた時の景色に近い感じがてうっとりしてしまいました。↓↓

各部屋の入口のドアも凄く特徴的で、曲線で作られているすごく独創的な窓。
もちろんちゃんと入口としての機能を果たしているんだけど、しっかりとアートとしての存在感もあるからすごい。
しかもこの上部のステンドグラスのような部分がまた可愛すぎる・・・! ↓↓

カサ・バトリョはこんな感じの実際に家主が生活していた部屋を見ることができ、このような部屋をいくつか巡る感じ。
このお部屋はもうこの窓が可愛すぎた!
本当にお部屋の窓、ドア、壁、床、柱、照明とか全部がアート過ぎて、この空間に居るだけで明るくハッピーな気持ちになれた!
本当に素敵!! ↓↓

このガラスもマジで可愛すぎるよ~!!! ↓↓

この柱もなんて美しいんでしょう。。。
というかどうやったらこの形とかデザインになるのよ・・・。凄い。↓↓

そしてカサ・バトリョのもう一つの魅力はここ、この光の吹き抜け部分。 ↓↓
階を移動する際の階段部分でもあるんだけど、ここの吹き抜けのタイルの青さがとっても美しくて、私は結構な時間ここを眺めてしまった!

下から上の階へ向けて壁の青色が変化していて、同じ青でもグラデーションのように濃淡が違って全然雰囲気が違うのがステキすぎた~!
それにこの窓部分のオレンジの明かりや、木の窓枠もすごくかわいいバランスと配色だから見ててウキウキしちゃった! ↓↓

しかもこの手前のフェンス部分のガラスも水面みたいなゆらゆら感があってたまらなく好き。 ↓↓
最初にも書いたけど、カサ・バトリョは凄く「水」を感じる空間だった!

そして最後は屋上!
カサ・バトリョの屋上にはこんな感じのオブジェがあった。 ↓↓
この真ん中の細かいタイルのオブジェはドラゴンの背に例えられているらしい!
これ、近くで見るとホントに細かいタイルが一つ一つ貼られていて、びっくりするし、屋上はシンプルに気持ちがよかったからぜひ行ってほしい!


と、ここまでがカサ・バトリョ!
何となく伝わったかしら?
料金やサービスの比較

それじゃあここには料金やサービス、所要時間など簡単にな比較表を載せておくから参考にしてみてね~!
| カサ・ミラ | カサ・バトリョ | |
| 公式サイト一般入場料金 | 25€~ | 25€~ |
| 日本語オーディオガイド | 有り | 有り |
| 公式サイトの日本語対応 | 有り | 有り |
| 観光所要時間 | 1時間30分 | 1時間15分 |
| 開館時間 | 9:00~20:30 | 8:00~22:30 |
カサ・ミラとカサ・バトリョどっちがいい?

と、ここまでカサ・ミラとカサ・バトリョを紹介してきましたが、今回私がどっちも行った結論、正直それぞれ違った見どころがありすぎるから一概にどっちがいいとは言えないのが本音!!
だけど超正直に言うと、カサ・バトリョに行った時の方が自分の感情は高ぶったし、目から入る景色に興奮したし、デザインにキュンとした(笑)
私は個人的にタイル・木・ガラスや、カラフルでキラキラした内装・デザイン・モチーフのある建築物が感覚的に好きなので、個人的なおすすめはカサ・バトリョです!
だけどカサ・ミラは結構シックでシンプルな印象だし、建物の壮大さもあるから、格好いい建築が見たい。とか、ガウディの作品の展示を見たいって方はカサ・ミラとってもいいと思います!
でもどっちも素敵だからぜひ行けるならどっちも行ってみてください!!!
まとめ
今回はカサ・ミラとカサ・バトリョどっちがいいのか、私なりにお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?
正直どちらも素敵だからどっちに行っても後悔はないとは思うので、とにかく楽しんでじっくり見てきてほしい!!!
私は今回カサ・ミラ、カサ・バトリョだけではなく、サグラダファミリアやグエル公園などたくさんのガウディの作品に触れてきたけど、本当にガウディの建築物はただアートとしてとか、ただ気持ちや感情を形にする・創造する・表現するとかだけじゃなくて、生活の利便性・快適性も考えつくされた上での建築だから人々を魅了するのかなぁと思いました。
私は建築の事なんて何も分からないド素人だけど、それでもやっぱり何か凄いパワーを感じるガウディの作品をたくさん見ることができて、凄く刺激を受けたバルセロナ旅行でした!!
今回の記事がみなさんの旅行の参考になれば幸いです!
ではこれからバルセロナに行かれる方いってらっしゃい!
最後までお読みいただきありがとうございました◎

