こんにちは、MIU(@blog_miutabi)です。
今回は、農業バイトについてお伝えします。
この記事は、
・農業をしてみたいけどどんなことをするの?
・農業経験が無いけど大丈夫?
・体力に自信がなくてできるか不安。
そんな方におすすめの内容です。
農業バイトに挑戦したいけど、最初は不安な部分たくさんありますよね。
めちゃめちゃわかります。私も初めはそうでした。
でもそんな私も最近は農業バイトばっかりで、国内外15か所以上で農業をしてきました。
なので大丈夫です。あなたにもできます。
この記事を見て少しでも不安を解消して、ぜひ農業に挑戦してみてください。
農業バイトの種類
まず一言で農業バイトといっても、作物の栽培方法によっていろんな仕事があります。
例えば、
- ジャガイモ・人参・玉ねぎなど畑で栽培されているもの
- 柿・みかん・オリーブなど木になっているもの
- いちご・トマトなどビニールハウス内で栽培されているもの
- キウイ・ブドウなど棚で栽培されているもの
- お米(田んぼ)
など、農業といっても各農家さんや企業が栽培している物によって、仕事をする環境や・作業内容は様々なので、
- どんな環境で仕事をしたいのか
- どんな作物に携わってみたのか
など、ぜひ考えて仕事を探してみてください。
仕事内容
農業の仕事内容はたくさんの工程がありますよ~。
イメージしながら読んでみてください!
作付け
作付けは、野菜や果物などの種やまいたり、苗を畑に植える作業です。
作付けの時期は、作物によって異なります。
作物を生産するうえでの一番最初の作業です。
管理作業
管理作業は、水やりをしたり、肥料をまいたり、脇芽を摘んだりと収穫時期まで順調に育つように畑や作物の状態を管理する作業です。
他にも噴射機を背負って農薬を撒いたりもします。
このように作付けが終わると収穫時期まではこのような管理作業がしばらく続きます。
ちなみに、わたしが葡萄の仕事をしていた時は「摘粒(てきりゅう)」といって葡萄が大きくなるようにいらない実の部分を落とす作業なんかもしました。
他にも作物によって作業は沢山ありますが、管理業務は作物の出来に関わる大事な作業ばかりです。
収穫
文字通り、育った作物を収穫します。
農業のメイン作業といってもいいのではないでしょうか。
これも作物によって収穫の仕方が様々なので、少しまとめてみました。
<根菜・葉物など露地栽培の作物の収穫>
例:じゃがいも・玉ねぎ・キャベツ・白菜など
・収穫時期が暑い場合、早朝から収穫する
・葉物は特に一つ一つが重い
・根菜は機械で掘り起こして、人の手でコンテナに集める
<果物など木になっている作物の収穫>
例:みかん・りんご・柿・オリーブ・など
・エプロン(前掛け)をして、収穫したものをそこに入れていくので肩や腰に負担がかかる
・脚立を使ったり、木に登ったりして高いところにのぼる
<棚になる作物の場合>
例:ぶどう・キウイなど
・肩にカゴをかけて収穫するので肩や腰に負担がかかる
・ハサミを使う場合がある
他にも稲刈りのように機械で収穫をしたり、たばこの葉っぱの収穫のように機械に乗ったうえで人の手で収穫したりと様々です。
選別
収穫した作物を色や形・サイズ別に仕分けする作業です。
選別作業はそのまま畑で行ったり、収穫したものを倉庫に運んでから行うことが多いです。
大きな台に作物を並べて傷が無いか、虫食がないかなどをチェックして、色やサイズ・品質ごとにランク分けをして梱包し出荷します。
出荷
選別・梱包されたものを出荷します。
出荷先は農協や産直のマーケット、個人で取引しているお店など様々です。
農業バイトでは出荷する作物の配達・納品をする作業も任されることがあります。
私は苺を配達する作業をしたことがありますが、産直やパン屋さんに配達をしていました。
その中で産直の人と仲良くなったり、他の農家さんと話す機会があったりして楽しかったです。
出荷(配達)作業は結構私のお気に入りでした♪
と、農家といっても出荷されるまでにはこんなにたくさんの仕事があります!
なんとなくイメージできたでしょうか?
働く期間
農業バイトの働く期間は様々です。
1日からできるバイトもあれば、数週間程度の期間限定、収穫時期だけの1~3か月くらいもあれば、年間を通して仕事ができる場合もあります。
でも特に、収穫時期などの繁忙期の数か月間の求人が多いです。
私も今まで何件も個人農家さんにお世話になっていますが、どれも2~3か月勤務が多かったです。
理由としては基本的に農家さんは個人経営・家族経営なので、収穫などの忙しい時期だけは人が足りないけど、それ以外の時期は家族だけで働き手は足りているパターンが多いんですよね。
なので通年雇用はできないけど、数か月は雇用するところが多いのかなと思います。
働く先の選び方
農業は働く先の企業や農家さん、働く時期、働く場所、扱っている作物などによって働く環境や、仕事の内容が大きく変わります。
選び方によっては凄く気持ちよく働けたりする場合もあれば、辛い経験になってしまう場合もあります。
私自身も、楽しい経験も辛い経験もしました。
そんな私の過去の経験も踏まえ、なるべく快適で楽しい農業ライフを送るために、農業バイトを探すコツなどを下の記事にまとめてありますのでご覧ください。
農業バイトは稼げる?
そこそこです。
まず、農業バイトの時給ですが、最低賃金~1200円くらいまでのところが多いです。
でも正直最低賃金くらいのところは、あまりオススメしません。
理由としては、
- 仕事のキツイさに比べるとあまり稼げない
- 時給以上の仕事をさせられる(めちゃめちゃ生産性を求められる)
- 時給が低い分やる気が出ない(個人的に)
なので、時給や日給どちらにしても、ある程度稼ぎたいのであれば、
・残業代がしっかり出る
・ある程度の勤務日数が確保されている
・休憩時間や通勤時間の扱い(例:午前中の15分休憩時間は給与がでるのかなど)
など、上記について事前に自分の希望に合っているかを確認しておくことが大切です。
必要な免許や資格は?
基本的になくても大丈夫ですが、普通自動車免許はあったほうがいいです。
自宅からの通いでも住み込みでも、基本的に畑に行くまでの手段は車です。
また畑で収穫した作物を倉庫に運んだり、出荷する際も軽トラで運搬するので、オートマ限定でもいいので車の免許はあって損は無いです。
もし自分が車を持っていなくても、住み込みの場合は車を貸してくれますし、その車で自分で畑まで来てね。ってパターンが多いです。
なので免許は無くても大丈夫ですが、あったほうが農業の仕事は探しやすいですし、幅が広がります。
またマニュアル車を運転出来たり、中型・大型免許を持っている人は優遇される場合があります。
ちなみに私はマニュアルで免許を取りましたが、取って以来10年以上マニュアルを運転してなかったんですが、農業をしながら練習をさせてもらって乗れるようになりました(笑) ラッキー!
農業バイトをしてみてよかった事・大変だったこと
農業バイトの良さ・大変さはどちらもたくさんあります。
ここには書ききれず別の記事にまとめましたので、そちらをご覧下さい。
農業バイトって結局キツイ?
正直、農業バイトはキツイです。
体力仕事だし、夏は暑いし、冬は寒いし、朝早いし、天気に左右されるし、給料は安いし、疲れます。
でも対植物なので人間的なストレスは少ないし、いい景色をみながら開放感のある中で仕事ができるので、私はとても好きです。楽しいです。
私は学生の頃から10年近く接客の仕事をしてきて、接客自体は好きですが、どうしても日々の対人関係のストレスから抜け出せませんでした。
私の性格的に、人からのキツイ言葉や大きな声(高圧的な態度)が極端に苦手で、受け流せず真に受けてしまって何日も引きずったりとストレスの原因になっていました。
でも農業をするようになってからは極端に対人関係でのストレスが減りました。
もちろん農家さんや一緒に働く人たちと関わる機会はありますが、クレーム処理などに追われていた日々から抜け出し、だいぶ心が落ち着くようになりました。
と、結局はどんな仕事でも大変な部分は必ずあるので、自分自身の考え方と優先順位にはなってしまうんですが、もし今対人関係に疲れていたり、今いる環境が窮屈だなと思っている方は、一度農業に触れてみるのはいいかもしれません。
とってもいい経験になると思います。
農業バイトに向いている人
私自身が過去にしてきた農業バイトの経験から、どんな人が農業に向いているのかを私の性格も含めて書き出してみました。
これまた記事が長くなり別の記事にまとめましたので、ぜひご覧ください。
まとめ
さて今回は農業バイトについてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?
正直農業の仕事は大変ですが、私たちの生きる基本である食の部分に直接携わることができるいい機会だと思います。
実際に私も農業を通して食に対する価値観が変わりました。
そして汗水流しながら働く。悪くない!
農業をやってみたい方、ぜひ挑戦してみてくださいね。
応援しています!