こんにちは MIU(@blog_miutabi)です。
今回は、最近もっぱら農業バイトばかりしている私が、農業バイトに向いてる人ってどんな人なのかを個人の経験談からお伝えします。
私自身、「私って農業バイトに向いてるな~!」とつくづく思うのですが、実際どんなところが向いてるんだろうと考えてみました。
もしかしたらこの記事を読んでくださっている方の中にも、農業をしてみたいけど私に農業って向いてるかな・・・?と少し不安に思っている方もいるかもしれません。
私も最初はそうでした。
でもそんな私でも続けてこれた農業バイト。
そんな農業バイトに向いている人についてまとめてみましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。
農業バイトについて
まず、農業バイトについてまとめた記事があります。
これから農業をやってみたい方、ぜひそちらも合わせてご覧ください。
農業バイトに向いている人
都会の生活に疲れた人
都会での生活に疲れている人には農業はオススメです。
都会といっても人によって思い浮かべる規模感も違うと思いますが、それぞれご自身の中の都会をイメージしながら考えてみてください。
ちなみに今私は、東京の新宿あたりを思い浮かべながら書いていますが、私は都会に遊びに行って何泊かしていると、よくこんな事を感じます。
・大きなビルばかりで緑に触れる機会が少ない
・広告看板など、目に入ってくる情報量が多すぎて疲れる
・騒音がうるさい
・人が多すぎる
などです。
私は何泊かの滞在でさえ、満員電車や人が多すぎる空間にいると疲れてしまいます。
私は都会にしっかり住んだことは無いですが、数日間でさえこの情報量の多さに頭が疲れるし、人の多さで窮屈に感じてしまいます。
もちろん都会には田舎には無い刺激もあるし、最先端の情報やモノも流行もあるけど、時間の流れが早すぎてなんだか追いつけません。
その反面農業は仕事こそ忙しいですが、たくさんの緑に囲まれているし、空気も美味しい。
広い青空の下で両手を思いっ切り広げられるし、草の上で寝転がれるし、最高です(笑)
人疲れや情報疲れなど、すこし生活のスピードを落としてみてリラックスしたい人には農業はオススメです。
(接客業などの)対人関係に疲れている人
対人関係に疲れている人には農業はオススメです。
私も長いこと接客業を中心にしてきたので、日々のお客様対応やクレーム対応にストレスを感じていて毎日ものすごく疲れていました。
もちろん農業も必ず人とは関わりますし、コミュニケーション能力も必要です。
それにクセの強い農家さんや上司・同僚もいますし、仕事の種類によってはチームワークも必要になってきます。
でも農作業自体は一人で黙々とコツコツとする作業が多いので、けっこう無言の時間も多いです。
それに農家さんによっては「片耳イヤホンで音楽聴いていいよ。」ってところも多いから、仕事をしながら好きな音楽を聴いたりラジオを聴いたりもできるので、仕事だけど自分の時間も過ごせます。
(※もちろん仕事スタイルは農家さんによって違いますが。)
なので接客業での対応に疲れを感じている人は特に、そもそものお客さんと関わる時間が無い分その部分のストレスが無いので、よっぽど農家さんや企業がハズレじゃない限り対人関係のストレスは軽減されると思うので農業はオススメです。
自然が好きな人
自然が好きな人は農業に向いてます。
私もその一人。
私自身、登山が好きだし、デイキャンプや川遊びが好き。
とにかく自然の中でゆっくり時間を過ごす事に幸せを感じます。
もちろん仕事だから全部をゆったりやるとか、マイペースにとはいきませんが、仕事をしながら自然を感じられるので、とても心地いい時間を過ごすことができます。
中でも特に農作業をしていてよかったな~と思うのは、
・視界に人工物があまり入ってこない
・太陽を浴びれる
・草に寝転がれる
・キレイな景色を眺めながら仕事ができる
・風が気持ちいい
・果樹の場合、実を食べながら仕事できる
・収穫した喜びを感じられる
など、とにかく自然と戯れながら仕事ができます。
それにこの環境にいれるだけでリラックスできるし、私自身がデスクワークなどずっと椅子に座っての仕事が苦痛なので、農業は楽しくできています。
なので、アクティブな方や自然が好きな人に農業はオススメです。
なんとなく人間らしい生活ができますよ。
規則正しい生活をしたい人
規則正しい生活をしたい人には農業がオススメです。
基本的な一日のルーティーンはざっくりこんな感じ。
・8:00~ 作業開始
・10:00~ 15分休憩
・12:00~ 昼休憩(お昼ごはん)
・13:00~ 作業開始
・15:00~ 15分休憩
・17:00 作業終了(畑から帰る)
仕事の種類や作物によっては早朝勤務の農業バイトもありますが、基本的にはこんな感じです。
残業があったりする場合もありますが、基本的には1日8時間勤務ときっちりしています。
私は長い期間サービス業・接客業でシフト制の勤務や長時間勤務、出勤時間が変則的な仕事をしてきたのですが、農業バイトにしてから毎日の生活ルーティーンができ、自分自身の生活リズムが整うようになり、精神的にも身体的にも疲れにくくなりました。
以前は長時間勤務による睡眠不足やストレスによる過食や食生活の乱れ、そこからくる肌荒れなどもありましたが、農業をするようになってからその辺の悩みは軽減しました。
不規則な仕事で心身ともに疲れを感じている人や、夜勤など昼夜逆転生活で疲れていると感じていたりする人は生活リズムが少し整うだけで身体や心も少し変化するので、農業バイトを経験してみるのもいいかもしれません。
体を鍛えたい人
体を鍛えたい人には農業はオススメです。
仕事内容にもよりますが、農業はよく歩いたり、重いものを持ったりします。
この記事を書いている現在は柿の収穫&選果のアルバイトをしていますが、20キロくらいあるコンテナを持ち上げたり運んだりしています(笑)
それに農作業は畑の中をうろちょろするので、一日に結構な距離を歩きます。
なので気づかないうちに痩せていたり、数か月の仕事が終わると結構筋肉がついていてビックリすることがあります。
仕事なのでもちろん「○○な部分を鍛えたい!」とかは難しいですが(笑)、確実に体を動かすので、個人的には健康状態も改善する気がしますし、日々運動不足だな~と感じている人には農業はオススメです。
地道な作業が得意な人
前述しましたが、農業は黙々とした繰り返しの作業が多いです。
今やっている柿の選別の仕事も、写真のように収穫された柿の傷やサイズをチェックを黙々と1日8時間しています。
収穫されて運ばれてきた柿をひたすら眺めて、チェックして分別するのを8時間です(笑)
収穫もですが、ひたすら柿をとって腰につけたカゴにいれるだけです。
これだけ聞くと「え。」となるかもしれませんが、意外と集中して作業していると一日があっという間に過ぎるし、没頭しちゃうし、なんなら私は結構好きです。
もちろんたまに作業に飽きるけど、植物相手の仕事だし以前のように対人関係のストレスが無いのでとても仕事としてはやりがいがあります。
なのでコツコツとした繰り返し系の作業や地道な作業が好きな人は農業に向いているかもしれません。
まとめ
今回は、農業バイトに向いてる人ってどんな人なのかを、私の経験談からお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?
農業バイトをしてみたいけど向いてるかわからないと悩んでる方もいるかもしれません。
今回の記事の内容に自分が当てはまらないかもしれません。
でも正直なんでもやってみないと向いてるか向いてないかは分かりません!
だから不安かもしれないけど、やってみたいなら挑戦してみてください。
正直なところ、ダメなら辞めればいい。
どんな仕事もそうですが、絶対に合う合わないがあります。
でもやってみる事には価値があるし、やって分かることもたくさんあると思うから、少し勇気を振り絞って挑戦してみてくださいね。
あなたの挑戦を応援しています!がんばって!
最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。